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Posted by ミリタリーブログ at

2020年05月26日

M4A1改M727 スティンガー製ショートストロークスイッチなど(CYMA、電動)

 初速は出てるけど何となくもっさりしているCYMAのM4A1改M727(CM600番台)。ギア鳴りもうるさいのでリフレッシュすることにしました。お品書きは、モーター交換、セレクタプレート交換、シム調整、スティンガー製ショートストロークスイッチ組み込み。

 純正の無印中華モーターをマルイEG1000に交換。中華モーター、トルクは十分な感じですがサイクルが遅い。EG1000にしてキレがよくなることを期待。

 以前、純正のセレクタプレートが破損してアフターマーケットパーツに交換しましたが、CYMAメカボックスと微妙に合わない。プラ板を貼り付けたり小細工していましたが、セレクタのクリック感が全くなくなっていたので、純正に交換します。

 リフレッシュのメインディッシュ、スティンガーのショートストロークスイッチです。手持ちのエアガンではCYMAのMP5Kのバージョン3メカボに入れて非常に感触がよかったので、使用頻度の高いM4にも入れようと思ったわけです。

 組み込みは大門団長のブログ( https://daimonseibukeisatsu.militaryblog.jp/e911812.html )を参考に進めると確実に作業できます。
 さて、CYMAのバージョン2メカボックス(CM600番台)の場合は東京マルイとの違いがいくつかあります。
 まずスイッチのオス側の端子。固定ピンの穴が最初から貫通しているのでドリルは不要です。ピン直径に近い太さの6角レンチなどでピンを抜くことが可能。

 東京マルイのスイッチと大きく異なるのが、オス側の底面の幅。図のとおりオスの幅がメスの内側の幅より小さい。つまりガタガタ。そのままでも組み込めますが、オスにスプリングを掛けてトリガーで押すと、オスがメス側端子に斜めに接触します。外部からの衝撃やトリガーの引き具合などで想定外のタイミングで端子が接触する可能性があり、とても危険です。
 オス側のガタを取るため、メスの内側、右サイドに1ミリのプラ板を貼り付け、オスが真っすぐに動くように工作しました。

 また、ショートストローク化によってオスメス端子のクリアランスが非常に小さくなるため、セイフティポジションでのトリガーの遊びでも端子が接触する可能性があります。これも大変に危険。遊びをなくすにはセレクタ連動のレバーとトリガーの間を詰める必要があります。トリガー側にプラ板、写真のピンク色の板を貼り付け、遊びなしでセイフティが掛かるギリギリの厚さまで削りました。
 トリガー後方のメカボ端に当たる部分にも薄いプラ板を貼り、トリガー引き切りのストロークを詰めました。

 モーターを組み込んで動作テスト。まずはセイフティポジションでトリガーを引いても動作しないことを確認。これが一番重要。続いてセミオートでカットオフが正しく動作すること、フルオート動作できることを確かめます。数回繰り返し、確実に動作することで安心。残りも組み立てなおします。

 アウトドアで実戦投入。初めは調子が悪く、ギア鳴りが大きかったり重そうにモーターが回転したり。今回のリフレッシュでシム調整した際にベベルギアの位置を少し変えたので、モーターのピニオンギアとの噛み合いがしっくりきていないみたい。何度か撃ちながらモーター位置を調整したら、突然ギア鳴りが収まって静かにスパスパ撃てるようになりました。モーターが居心地のよい場所を見つけたようです。サイクルも気持ち向上し、トリガーストロークが短くなって撃ち味が劇的によくなりました。
 エアガンは奥が深いと思ったのと同時に、不具合には明らかな原因があるとも感じました。エアガンいじりのキャリアが短い自分は解決方法を試行錯誤するしかありませんが、また一つ経験値が上がったような気がします。  

Posted by アカベコ旅団 at 19:44Comments(0)GUN