2021年05月19日
お面型フルフェイスマスク その4・完成(自作)
いよいよ仕上げです。

グラスファイバーメッシュを貼っていきます。口の周りはカイデックスで補強してあるのでそれ以外の部分。

メッシュはさほど重量がないので、二枚重ねします。

糊で貼れるようになっていますが、粘着力はあまり強くないので曲面でメッシュが浮き上がります。アルミテープで押さえました。

フェイクレザーを貼ります。裏地のニット地により一方向のみ伸縮性があるので、曲面の角度を考えて伸ばしながら接着し、端をクリップで固定。

頬はフェイクレザーの伸縮性を活かして大きめにカットして貼り付け。

全面に貼り終えました。表面がバスケットボールのような皺なので、人面というよりバッグとか工芸品の趣。

サバイバルゲームで使ったら内側が曇るのは目に見えているので、ファンを用意します。額の内側に装着してお面とファンの隙間から吸気、眉間に排気する構造です。

ゴム紐で固定・取り外しが簡単。ケーブルを左こめかみから外に出し、後頭部のモバイルバッテリーから給電。スイッチはケーブルの中間、左側頭部です。

フェイクレザーの継ぎ目に裏地の白色が目立つので、アクリル絵の具で軽く着色して完成。比較的軽量にできたので装着感は良好。快適性と、一番気になる防弾性を早くゲームで試してみたいと思います。

グラスファイバーメッシュを貼っていきます。口の周りはカイデックスで補強してあるのでそれ以外の部分。

メッシュはさほど重量がないので、二枚重ねします。

糊で貼れるようになっていますが、粘着力はあまり強くないので曲面でメッシュが浮き上がります。アルミテープで押さえました。

フェイクレザーを貼ります。裏地のニット地により一方向のみ伸縮性があるので、曲面の角度を考えて伸ばしながら接着し、端をクリップで固定。

頬はフェイクレザーの伸縮性を活かして大きめにカットして貼り付け。

全面に貼り終えました。表面がバスケットボールのような皺なので、人面というよりバッグとか工芸品の趣。

サバイバルゲームで使ったら内側が曇るのは目に見えているので、ファンを用意します。額の内側に装着してお面とファンの隙間から吸気、眉間に排気する構造です。

ゴム紐で固定・取り外しが簡単。ケーブルを左こめかみから外に出し、後頭部のモバイルバッテリーから給電。スイッチはケーブルの中間、左側頭部です。

フェイクレザーの継ぎ目に裏地の白色が目立つので、アクリル絵の具で軽く着色して完成。比較的軽量にできたので装着感は良好。快適性と、一番気になる防弾性を早くゲームで試してみたいと思います。
2021年05月19日
お面型フルフェイスマスク その3(自作)
百円ショップのお面の強度は?当然ですが1J近いエネルギーのBB弾には耐えられないでしょう。部分的にポリカーボネートやカイデックスで補強しているとはいえ、顔面保護にどの程度の効果があるのか確かめてみます。

お面の補強していない部分と同じ構造の試験体を作りました。ベースは厚紙、不織布とスポンジの複合材を貼り、樹脂粘土を塗ってから乾燥させます。

東京マルイ固定スライドMk23から0.2gBB弾をゼロ距離で発射します。弾速は80mps。

貫通しました。顔面保護には使えないし、ヘッドショットを受けるたびにお面が壊れていきそう。

試験体にさらに補強を加えます。網戸補修用のグラスファイバーメッシュ、さらにその上にニット地で裏打ちしたポリ塩化ビニルのフェイクレザーを貼りました。

グラスファイバーメッシュの裏側にはそれなりのダメージ、メッシュプラスフェイクレザーの裏側にはそれより小さいダメージが見られます。いずれも貫通はしていません。

表を見ると、グラスファイバーメッシュ部は樹脂粘土が割れていますが、メッシュプラスフェイクレザー部の樹脂粘土にはダメージが見られません。貫通防止にはグラスファイバーメッシュ、衝撃分散にはフェイクレザーが有効のようです。お面にはグラスファイバーメッシュとフェイクレザーを重ね貼りすることにします。
次回、仕上げです。

お面の補強していない部分と同じ構造の試験体を作りました。ベースは厚紙、不織布とスポンジの複合材を貼り、樹脂粘土を塗ってから乾燥させます。

東京マルイ固定スライドMk23から0.2gBB弾をゼロ距離で発射します。弾速は80mps。

貫通しました。顔面保護には使えないし、ヘッドショットを受けるたびにお面が壊れていきそう。

試験体にさらに補強を加えます。網戸補修用のグラスファイバーメッシュ、さらにその上にニット地で裏打ちしたポリ塩化ビニルのフェイクレザーを貼りました。

グラスファイバーメッシュの裏側にはそれなりのダメージ、メッシュプラスフェイクレザーの裏側にはそれより小さいダメージが見られます。いずれも貫通はしていません。

表を見ると、グラスファイバーメッシュ部は樹脂粘土が割れていますが、メッシュプラスフェイクレザー部の樹脂粘土にはダメージが見られません。貫通防止にはグラスファイバーメッシュ、衝撃分散にはフェイクレザーが有効のようです。お面にはグラスファイバーメッシュとフェイクレザーを重ね貼りすることにします。
次回、仕上げです。
2021年05月18日
お面型フルフェイスマスク その2(自作)
2021年05月17日
お面型フルフェイスマスク その1(自作)
サバイバルゲーム用のマスクをいくつか自作してきて、今はゴーグルやシューティンググラスと組み合わせて自作マスクだけを使っています。
シチュエーションに合わせて使い分けていますが、一番出番が多いのがゴーグル一体型で、ベースボールキャップと組み合わせているファン内蔵ブッシュ迷彩マスク。
https://akabekobrigade.militaryblog.jp/e976975.html
次がシューティンググラス・帽子と組み合わせているヒゲのおじさんマスク。
https://akabekobrigade.militaryblog.jp/e1050974.html
一番新しいのがヘルメット一体型のデルタ風プロテックタイプ。
https://akabekobrigade.militaryblog.jp/e1064093.html
どれも額のプロテクションがなく、タイプによってはファンやバッテリーを装着するため、ベースボールキャップやブーニーハットが必要です。しかし、これからの暑い夏には帽子を被りたくない。そこで、額までカバーするお面型のフルフェイスマスクを作ることにしました。

ベースはハロウィンの時期に百円ショップで購入した骸骨のお面。強度は期待していないので、サバイバルゲームでの銃撃に耐える補強をしていきます。まず最も重要なアイプロテクション。2mm厚のポリカーボネート板を嵌め込みます。

続いて鼻。骸骨のお面には鼻がないので、その骨格を兼ねて1.5mm厚のカイデックスで鼻骨を構築。

口にもカイデックス板。その他の部分には不織布とスポンジの複合材をクッション兼下地として貼り付けます。なんだか異形の顔になりました。
次回は肉付けして顔を整えていきます。
シチュエーションに合わせて使い分けていますが、一番出番が多いのがゴーグル一体型で、ベースボールキャップと組み合わせているファン内蔵ブッシュ迷彩マスク。
https://akabekobrigade.militaryblog.jp/e976975.html
次がシューティンググラス・帽子と組み合わせているヒゲのおじさんマスク。
https://akabekobrigade.militaryblog.jp/e1050974.html
一番新しいのがヘルメット一体型のデルタ風プロテックタイプ。
https://akabekobrigade.militaryblog.jp/e1064093.html
どれも額のプロテクションがなく、タイプによってはファンやバッテリーを装着するため、ベースボールキャップやブーニーハットが必要です。しかし、これからの暑い夏には帽子を被りたくない。そこで、額までカバーするお面型のフルフェイスマスクを作ることにしました。

ベースはハロウィンの時期に百円ショップで購入した骸骨のお面。強度は期待していないので、サバイバルゲームでの銃撃に耐える補強をしていきます。まず最も重要なアイプロテクション。2mm厚のポリカーボネート板を嵌め込みます。

続いて鼻。骸骨のお面には鼻がないので、その骨格を兼ねて1.5mm厚のカイデックスで鼻骨を構築。

口にもカイデックス板。その他の部分には不織布とスポンジの複合材をクッション兼下地として貼り付けます。なんだか異形の顔になりました。
次回は肉付けして顔を整えていきます。